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がん検診・早期治療、医師が口をつぐむ「寿命は延びない」という真実

更新日時: 2017年08月03日

1: 2017/08/03(木) 07:31:05.85 ID:CAP_USER9
日本人の2人に1人が生涯でがんになるといわれ、がんで死なないためには検診や早期発見・早期治療が大切だと多くの人が疑いもなく信じている。

そんな常識に異議を唱えるのが、2月に出版された『がん検診を信じるな 「早期発見・早期治療」のウソ』(宝島社新書/鳥集徹)だ。

そこで今回は、本書執筆者のジャーナリスト・鳥集氏に、がん検診と早期治療のデメリットや、それらを指摘する声が世間で広がりをみせない背景について話を聞いた。

――鳥集さんは本書のなかで、「がん検診を受けて、がんを早期発見・早期治療したとしても、命拾いできるとは限りません。

そればかりか、早期発見したがために無用な検査や治療を受けることになり、結果的に命を縮めることもあるのです」と書いています。

早期発見・早期治療が大切であるという見解が一般的ですが、何が問題なのでしょうか。

『がん検診を信じるな~「早期発見・早期治療」のウソ』(鳥集徹/宝島社新書) 鳥集徹氏(以下、鳥集)

医学界全体としては早期発見・早期治療が大切であるという流れが支配的だと思いますが、世界の動向を勉強している医師はがん検診に限界があることや、過剰診断が深刻であることに気づき始めています。

それは、エビデンス・ベースト・メディスン(EBM)、つまり「科学的根拠に基づく医療」を提供しなければならないと考える医師が増えたからだと思います。

元慶應義塾大学医学部講師の近藤誠医師が『患者よ、がんと闘うな』(文春文庫)など、がん検診を見直す一連の本を書き始めたのは1990年代ですが、その頃はまだ医師の間でもEBMの概念は知られていませんでした。

それに、がんは小さなサイズから段階的に大きくなっていくものだと大半の医師が思っていて、早く見つけて早く治療すれば、あるいはがん細胞の取り残しがないように大きく取れば治るはずだと思い込んでいました。

――アナウンサーの逸見政孝さんが93年にがんで亡くなった後だっただけに、近藤さんの問題提起は波紋を呼びましたね。

鳥集 ところが、ここ数年、欧米からいろいろな臨床試験の結果が出てきました。

欧米では1970年代から、がん検診を受けた人と受けない人を無作為に選んで、何万人もの人を対象に何十年も追跡し、その効果を科学的に検証してきたのです。

その結果、がん検診でもっとも効果が確実だと考えられるのが大腸がんの便潜血検査で、複数の臨床試験のデータを統合して解析した研究によると、死亡率が16%減るという結果でした。

――16%減れば一定の効果があるようにみえますが、どう評価すべきなのでしょうか。

鳥集 16%は大きな数字に見えますが、1000人が15年間まじめに大腸がん検診を受け続けたとすると、大腸がんで6人死ぬはずが5人に減るといったぐらいの数字です。

つまり、15年間で1000人のうち1人の命を救うぐらいの効果しかないのです。
しかも、大腸がんによる死亡は1人減りますが、あらゆる要因で亡くなった人すべてをカウントする「総死亡率」で見ると、その効果はなくなってしまいます。

総死亡率で見ると効果がなくなる大きな理由は、手術や薬によるダメージで命を縮めてしまう人もいるので、早期発見・早期治療の効果が相殺されてしまうからだと考えられています。
こうした事実が国民に知らされていないことが一番の問題です。
がん検診は皆が思うほど効果がないことを、まずは知っておく必要があります。

■ 過剰医療の問題

――本書では、がん検診を受けることによって、がん患者が増えることも指摘されています。

がんに限らず検診を受ければ、必然的に病気と認定される機会は増えますね。

鳥集 多くの人は、がんという病気はきちんと調べて見逃しなく発見すれば、いい結果になると思い込んでいます。

しかし、がんと診断される病変のなかには、発病してからすごいスピードで進行してしまうものもあれば、放っておいても全然進行せずに、なかなか死に至らないものもあります。
後者のような「のんびりがん」のほうが体内に存在する期間が長いので、がん検診をすればたくさん見つかりやすいのですが、もともと放置しても命取りにならならないことが多いので、早く見つけて治療してもあまり意味はないのです。


とくに、前立腺がんや乳がんなどで、命取りにならない「のんびりがん」が多いと考えられており、検診が普及した結果、これらのがんは患者が不自然に増えてしまいました。

前立腺がんは20年間で患者数が約7倍にも増えています。
しかし、死亡者数はそれに比べると増えておらず、患者数と死亡者数とのギャップがどんどん開いています。
 
本来、がん検診は、がんを早期に発見して治療することで、命が奪われてしまうのを予防するのが目的です。

ですから、がん検診をいくら実施しても、死亡率が下がらなければ意味がありません。

それどころか過剰にがんを見つけてしまうと、医療費を膨大に使うことになり、患者さんに対しても相当な心理的負担をかけることになります。
こうした、命取りにならないがんを見つけてしまうことを“過剰診断”と言い、海外ではたくさんの論文が発表され、メディアでもしばしば問題として取り上げられています。

今、がん治療に真面目に取り組んでいる医師たちの間では、過剰診断と、これにともなう過剰治療をいかに減らすかが、重要なテーマの一つとなっています。

――日本では、関連学会が過剰診断と過剰治療に対するガイドラインなどを発表していないのですか。

鳥集 たとえば、日本乳癌学会なども診療ガイドラインで過剰診断のことを課題として取り上げていますが、問題はそのことが国民にほとんど知らされていないことです。

がん検診で「あなた、がんですよ」と診断されたら、多くの人は放置するのは嫌なので治療するでしょう。その治療で治るかもしれませんが、過剰治療の場合は命を縮めてしまう可能性もあるわけです。

ですが、どの患者が過剰診断にあたるのか、現代の医学では区別ができません。実は、米国で発表された論文によると、検診で見つかった乳がんの約3分の1が過剰診断で、過去30年間に130万もの女性が無用な検査や治療を受けたと推計されています。

しかし、日本の新聞やテレビなど大手マスコミは、ほとんど過剰診断の問題を取り上げません。
週刊誌などが取り上げることはありますが、なぜ大手マスコミが取り上げないのか、そのカラクリも国民は知る必要があるでしょう。

■ 善意がデメリットを見えなくさせる


――カラクリとは、たとえばマスコミの広告スポンサーに医療関連企業が含まれていることなどですか。

鳥集 それもあるでしょう。人間ドックや検査機器メーカーなど、検査・検診をビジネスにしている医療機関や企業にとって、過剰診断問題が明らかにされることは非常に都合の悪いことです。

また、新聞社などは対がん協会などと一緒に、がん検診の普及キャンペーンに一役かってきました。

しかし、それ以上にマスコミが勉強不足なことが問題だと思います。

がん検診の記事を書くときに、国立がん研究センターが中心となって作成したガイドラインを読み込んでいる記者がいるでしょうか。乳がんの記事を書く記者は、日本乳癌学会のガイドラインを読んでいるでしょうか。

さらにいえば、システマティック・レビューで世界的に評価の高い「コクラン・レビュー」で、がん検診がどのように評価されているかを調べて記事を書いていますか。

――そうした事前調査は医療専門記者もやっていないのでしょうか。

鳥集 やっている人は少ないでしょう。

そうなると、記者にとって記事を書くうえで何が安心材料になるのかといえば、偉いお医者さんに話を聞くことなのです。
偉いお医者さんが「がんは早期発見、早期治療が大切ですよ」とコメントしてくれたら、自分は無責任でいられるわけです。

それに、「がんは早期発見、早期治療をしたほうがいいですよ」と書いたほうが、世の中にいいことを書いているような気がする。
しかし、EBMで最も信頼性が低いとされているのは「個人の意見」です。

偉いお医者さんの意見も個人の意見なので、EBMにおいては信頼性が低いのです。
ですから、偉いお医者さんのコメントだけに頼るのではなく、記者たちも記事を書くときにはガイドラインや原著論文などにあたって、裏付けをとってから書くべきなのです。

それに、毎年がん検診を受けている人や、がん治療を受けた人は、無駄な医療を受けたと思いたくないでしょう?
お医者さんも、自分が検診をすすめたり、手術や投薬したりした患者さんが損をしていると思いたくないはずです。

皆、いいことをしていると思いたいのです。
そうした患者、医者、関係者、マスコミ、みんなの「善意」が、デメリットを見せないようにしているのです。

でも、国立がん研究センターが運営する「がん情報サービス」や、日本対がん協会のホームページを見れば、過剰診断などがん検診のデメリットについても、ちゃんと書かれているんですよ。

私が本書で伝えたかったことは、多くの人が「早期発見・早期治療」はいいことだと思い込まされているということと、医療者やマスコミががん検診のメリットだけでなくデメリットもちゃんと伝えないと、国民を誤解させて、不利益を被らせる危険性もあるということなのです。

――医師たちは、そうしたデメリットを認識しているのでしょうか。

鳥集 勉強不足の医師は知らないと思います。

ただ、海外の動向などを勉強している医師たちは、デメリットについてもよくご存知ですよ。

――知っていても、あえて言わない医師がいるわけですね。

商売としての検診にマイナスになるからですか。

鳥集 EBMに詳しいある医師が、関連の学会で乳がん検診の限界についてデータを示して発言したら、「乳がん検診の邪魔をする奴は許さん!」と言われたそうです。

たった3~4年前の話です。
確かに商売という側面もあるでしょうが、一番の問題は、皆が早期発見・早期治療が大切だと善意で思いたがっていることです。

■ がん検診に多額税金

―ところで、医師たち自身はがん検診を受けているのですか。

鳥集 受けている人のほうが多いと思いますが、「僕は受けていないですよ」とはっきり言う医師も結構います。

ある大学病院の医師に取材したら「僕はインフルエンザワクチンも打たないし、がん検診もやりません」と話してくれました。

でも、大学病院での立場を失うので、表向きは発言しないと言っていました。
それに、インフルエンザワクチンやがん検診をやる必要がないと主張したところで、医療界は損をするだけです

――鳥集さんは、がん検診に年間1000億円近い公費がつぎ込まれているのは間違いないと指摘しています。

鳥集 1000人に1人の割合でしかがんによる死亡を回避できず、しかも命が延びる証拠もありません。

それでも「受けたほうが安心」という人は、受ければいいと思います。
ただし、その検診に公費を使うべきかどうかは別問題です。

たとえば国は前立腺がん検診(PSA検診)を推奨していません。
にもかかわらず、一部の自治体では、70歳以上の男性を対象に無料で検診を受けられるよう公費を出しています。
高齢になって前立腺がんにかかっても、進行がゆっくりなことが多いので、直接死に至ることが少ないにもかかわらずです。

あるがん検診の専門家から、こんな嘆きも聞いたことがあります。
自治体の担当者は国のガイドラインを理解していて、PSA検診もやりたくないと思っているのだけれど、議員たちが「他の自治体では無料検診をやっているのに、なぜうちではやらないのか?」とねじ込んでくるんだそうです。

選挙対策として、高齢者に優しいことをアピールをしているわけですね。
そんな利己的な思惑で、我々の血税が浪費されているかと思うと、ほんとうに情けない気持ちになります。
 
がんの早期発見・早期治療が本当に多くの人を幸せにしているのか。
公費によるがん検診の実施は一度撤廃して、あらためて科学的評価に基づき見直すべきだと私は考えています。

――ありがとうございました。


http://biz-journal.jp/2017/08/post_20040.html





136: 2017/08/03(木) 08:39:46.52 ID:JLFtXrnG0
>>1
誤診擁護とがん患者が減ることによる収入の減少が嫌だってことだね



163: 2017/08/03(木) 08:49:14.29 ID:eStpgfdx0
>>1
マスゴミも信頼が落ちて来てるから伝家の宝刀「医療叩き」で注目されたいんだろ。
医療業界は怖い報復してこないのでちょうどいいサンドバッグなんだろ。



3: 2017/08/03(木) 07:32:41.41 ID:PPC3qGdF0
私はがんを早期発見でき、今でも元気に生きています


55: 2017/08/03(木) 07:53:12.29 ID:IH+HpSt90
>>3
九死に一生を獲てなぜ2chを選ぶ



4: 2017/08/03(木) 07:33:24.55 ID:gKofF2zd0
こういうの信じて死んだ奴の統計は?


51: 2017/08/03(木) 07:51:32.52 ID:RHJNeOJi0
>>4
だからそれがトントンだって話だろ。信じようと信じまいと変わらないと。



33: 2017/08/03(木) 07:44:30.41 ID:TLELBkdW0
しょっちゅう検診受けてるヤツは短命なイメージがあるな


34: 2017/08/03(木) 07:44:42.30 ID:QMhPkFT+0
代替医療受けた人が死んでるから
どうもこの手のは信用できない



58: 2017/08/03(木) 07:55:01.44 ID:vIWoHFhw0
基本的に、医療ジャーナリスト、なる肩書きの連中は
信用できない



59: 2017/08/03(木) 07:55:25.19 ID:sMz+bHLz0
悪化する前に手を打てるのはいい事
病院嫌いが結果寝たきりになって家族に迷惑かける



74: 2017/08/03(木) 08:04:29.27 ID:RHJNeOJi0
>>59
病院嫌いの方がぽっくり逝く率高いだろ。
寝たきりは薬飲みまくりの従順な現代医療信者がほとんど



60: 2017/08/03(木) 07:56:23.55 ID:GlStdsm/0
こいつジャーナリスト(笑)であって医者やないやん
俺膵臓ガンで大学病院で膵尾部手術したけどリンパまで転移してて危なかったわ
もう少し遅ければ手術できんかったし



79: 2017/08/03(木) 08:08:41.86 ID:RHJNeOJi0
>>60
脅されて感謝して
まさに宗教そのものだな



83: 2017/08/03(木) 08:09:25.46 ID:DnNkdDkh0
>>60
そこなんだよな、こういう話に惑わされて抗ガン剤とか手術を先延ばししたら
小林麻央みたいに遠隔転移して終わるし

結局ガンは原発巣か最悪リンパまでにと止まってるうちに
取り除く以外ないだろ



67: 2017/08/03(木) 08:00:27.45 ID:qjhJfif50
「そう!そんな時はこれ!」って唐突に通販番組になりそうな記事だ


91: 2017/08/03(木) 08:14:00.73 ID:emrk7TQuO
身内に、早期癌の切除して長寿の人がいるから、
これはちょっと信じられないな。
石坂浩二さんとか、かなり前に大腸癌の摘出手術して、今も健在だし。
乳ガンとか、早期切除して長生きしている有名人が多いし。



96: 2017/08/03(木) 08:16:00.71 ID:SqkJMZ/I0
>>91
データの解釈のお話でしかないからね
本売る側はどうしても逆張りでセンセーショナルな言説を好むから



98: 2017/08/03(木) 08:17:15.08 ID:DnNkdDkh0
>>91
つーか結局のところガン治療は転移するまでに取り去るかどうかが
すべてだし



102: 2017/08/03(木) 08:19:02.75 ID:8TLZBYEi0
>>91
早期に見つかるがんそのものが安全
っていう論文もあります
やばいガンは早期には見つからない



104: 2017/08/03(木) 08:20:27.60 ID:DnNkdDkh0
>>102
それは脾臓ガンとか予後が悪いガン以外はガンと定義しないみたいに言うようなものでは



111: 2017/08/03(木) 08:24:08.02 ID:8TLZBYEi0
>>104
転移するガンかそうでないかは現代科学では判別不可能やからね



134: 2017/08/03(木) 08:39:20.18 ID:RzHKklAD0
転移してあっと言う間に死ぬ奴は年に一回の検診受けても間に合わないんだよな。
365日の中で検診日の時に丁度見つかる可能性は限りなく低い。
検診日に何も無くてその後に出来ると次の検診日で見つけても手遅れの状態になってる。



142: 2017/08/03(木) 08:42:17.46 ID:m5plxBmd0
すべては銭次第(´・ω・`)



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